インテルミラノは31日、昨季までチェルシーを指揮していたアントニオ・コンテ氏(49)が新監督に就任したことを発表した。30日に今季リーグ戦4位で来季の欧州チャンピオンズリーグを獲得したスパレッティ監督の退任を発表したばかりだった。

コンテ氏の契約はクラブから発表されていないが、地元メディアによると22年までと報じられた。クラブ公式サイトで「私の人生における新章が幕を開けた。非常に興奮している。(チャン)会長らの信頼に応えたい。私がインテルを選んだのは、堅実な土台を持つプロジェクトを遂行し、野心的なクラブだからだ。そしてインテルの誇る歴史だ」とのコメントを発表した。

コンテ氏は監督として2011-12年シーズンからユベントスをリーグ戦3連覇に導き、14年夏からイタリア代表監督に就任。16年欧州選手権で8強入りして退任した。16年4月からチェルシーの指揮官を務め、16-17年シーズンのリーグ優勝。翌シーズンはFA杯のタイトル獲得も、リーグ戦を5位で終えて欧州CL出場権を逃したことにより退任した。