2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会得点王&MVPで、セレッソ大阪でもプレーした、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランが7日(日本時間8日)ツイッターで現役引退を発表した。

「私は21年間のプロのサッカー選手としてのキャリアを終わらせる決断をしました。美しいステージは素晴らしい思い出と感情に満ちていますが、新たな挑戦が始まります。この道で何らかの形で私に同行してくれたすべての人に感謝します!」

フォルランは90年に母国ウルグアイのペニャロールの下部組織に加入し、94年にアルゼンチンのインデペンディエンテユースに移籍すると、97年にトップチームに昇格。02年に英プレミアリーグのマンチェスターUに移籍し欧州に挑戦すると、その後はスペイン1部のビリャレアル、アトレティコ・マドリードで活躍。Aマドリードでは08-09年にリーグ戦で32ゴールを決めた。11年にセリエAのインテルミラノ、12年にブラジル1部インテルナシオナルでプレーし、14年にC大阪に入団。ただ、チームにフィットしたとは言い切れず、C大阪は15年にJ2に降格。同6月に契約満了で退団するまで公式戦51試合に出場し、19得点を記録した。

C大阪退団後は、15年に下部組織に所属していたペニャロールに91年以来、24年ぶり復帰し、15-16年には331試合に出場し、8ゴールを決めリーグ優勝に貢献。16年に退団後は、同8月にインド・スーパーリーグのムンバイ・シティと3カ月の短期契約を結んでプレーし、その後は無所属だったが、18年1月に香港プレミアリーグの傑志に加入し同6月に退団していた。

ウルグアイ代表では112試合に出場して36得点を記録した。