ユベントスで活躍した元イタリア代表MFクラウディオ・マルキジオ(33)が、中国スーパーリーグの江蘇のオファーを断り、Jリーグを含めたイタリア以外のクラブへの移籍を健闘していると、20日までにスカイスポーツのインタビューで答えた。

マルキジオは昨季、ユベントスからロシア1部ゼニトに2年契約で加入したが、ひざの負傷などでリーグ戦9試合(2得点)の出場にとどまり、契約解除して現在はフリーとなっている。江蘇からオファーが届いたが「江蘇からの打診を断ったよ」と、同クラブへ移籍しないことを明かした。

今後について「イタリアではユベントス以外のユニホームを着ることはできない。海外からオファーのみを検討している」と話した。さらに「日本か中東? 今後どうなるか見ていく必要がある。私への関心には感謝している」と日本への移籍の可能性を否定しなかった。

マルキジオは昨年の夏にバカンスで来日。インスタグラムでは銀座を歩いている写真をアップし、日本語で「世界の向こう側でも家にいるように感じられるなんて。日本はイタリアと同じくらい心が安らぐ」と記していた。