スペイン紙アスは1日、レアル・マドリードのコスタリカ代表ケイラー・ナバス(32)と、パリサンジェルマンのフランス代表GKアルフォンス・アレオラ(26)のGK同士の大型トレードが移籍市場最終日の2日に正式発表される予定だと報じている。

そのためナバスにとって、メンバーに招集されている1日のビリャレアル戦がRマドリードでの最後の試合になる可能性が非常に高くなっている。しかし、ベルギー代表GKクルトワの出場が予想されているため、ナバスは90分間ベンチで過ごすことになると見られている。

14年W杯ブラジル大会で初の8強に導く活躍で、直後の夏にレバンテから入団したナバスは今季、Rマドリードに加入して6シーズン目を迎えたばかりだった。その間、公式戦162試合に出場し、欧州CL3連覇を含む合計12のタイトルを獲得し、栄光に満ちあふれた時代を過ごしてきた。

一方、アレオラはすでにマドリードに移動しており、8月31日にRマドリードの練習場内の施設でメディカルチェックをパスしたという情報が出ている。また同30日行われたメッス戦には、ナバスとのトレードが破談になるようなけがを避けるために出場しなかったとも伝えられている。(高橋智行通信員)