バルセロナにけが人が続出している。

DFネルソン・セメドが9日にホームで行われた1部リーグ第13節セルタ戦の前半に左足ヒラメ筋を負傷。さらにMFラキティッチが10日のチーム練習でアキレス腱(けん)を痛めたため、今月の代表ウイークでプレーすることが不可能となった。

このことについてスペイン紙アスが12日、バルセロナが新シーズンスタートからわずか3カ月程度で、合計「17箇所のけが」が出ていると報じている。

けが人第1号はメッシで、8月5日のプレシーズンの練習中に右足ヒラメ筋を負傷した。ここまで合計で11選手がけがをしており、さらにメッシ、デンベレ、ジョルディ・アルバ、ルイス・スアレスの4選手はけがを繰り返している。

そのうち大半の選手が筋肉面に問題を抱えている。中でもヒラメ筋と大腿(だいたい)二頭筋のけがが多いことが、クラブのメディカルスタッフにとって今シーズンの大きな悩みのタネになっているとのことだ。

バルセロナは今シーズン、メッシがリーグ開幕からけがでプレーできなかったことが影響し、大いに苦しんでいた。(高橋智行通信員)