19日にホームで行われるバレンシア戦で、マジョルカに所属するMF久保建英(18)の先発について、スペイン紙各紙で意見が分かれている。

今年最初のホームゲーム。久保は現在、リーグ戦8試合連続で先発出場している。11日に行われ、勝ち抜きを決めた国王杯2回戦サモラ戦で最終的にメンバーに入りせず、温存とみられている。

マルカ紙では、いつも通りの布陣4-1-4-1の右サイドハーフで先発すると予想した。一方でアス紙はベンチスタートと予想。モレノ監督は公式戦ここ2試合で採用している3バックの3-5-2で臨むと見ており、久保、ラゴ・ジュニオルが先発から外れると見ている。一方、セビリアから期限付き移籍でやってきた新戦力のポソが右ウイングバックに入り、デビューを果たすとしている。ダニ・ロドリゲス、イドリス・ババ、サルバ・セビージャが中盤、ブディミールとクチョ・エルナンデスが2トップを形成すると予想した。

マジョルカの地元紙ウルティマ・オラ電子版は久保が5-4-1の右サイドハーフでプレーすると予想している。同じ地元紙のディアリオ・デ・マジョルカ(電子版)もすべて同じで右MFで先発予想している。

久保は今シーズンここまで、リーグ戦16試合1046分間出場し、1得点1アシストを記録。スタメン出場は10回。今日の相手バレンシアは久保にとって、昨年9月1日にマジョルカデビューを果たした記念すべき相手である。

(高橋智行通信員)