レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(29)が、今季のリーグ戦でもっともPKを獲得した選手になっていると、スペイン紙マルカが20日に伝えている。

昨年11月26日の欧州CLパリサンジェルマン戦で負傷後、16日にホームで行われたセルタ戦で約3カ月ぶりに復帰。1-1の後半20分にPKを誘発した。今季3度目のPK獲得で、ベティスFWフェキルと並び、リーグトップタイに浮上した。

ともに3度のPKを獲得しているが、同紙はアザールの出場時間の短さに注目。フェキルの1151分出場(517分に1度獲得)に対して、680分間しかプレーしていない。227分に1度の計算になり、短時間で多くのPKを誘発していると伝えた。

これに続くのがマジョルカのMF久保建英だと報道。ダニ・ロドリゲス(マジョルカ)、ジェラール・モレーノとチュクエーゼ(ビジャレアル)、ロジェール(レバンテ)、ロドリゴ(バレンシア)を含む6人が2度のPK獲得で続いている。

さらに、6人の中でもっとも出場時間が短いのが久保だという。21試合1169分間出場して1得点1アシストを記録。584分に1度PKを獲得。2度獲得の中では、短い時間で多くのPKを引き出している選手になっている。

(高橋智行通信員)