今冬の移籍市場でサウサンプトンからサンプドリアに移籍した日本代表DF吉田麻也(31)が初めてスタメンに名を連ね、フル出場で勝利に貢献した。

スタートは4バック、試合途中から3バックに変更されたDF陣でプレー。オウンゴールによる1失点はあったものの、FWクアリャレッラのPKを含む2ゴールで競り勝った。

クラブの公式サイトを通じ、吉田は「プレーすることを長い時間、待っていた。今日は自分が準備できていたことはわかっていたし、重要な勝ち点3を取ることができた」と勝利を喜んだ。

イタリア国内でも新型コロナウイルスが流行し、試合は延期や無観客試合が続いている。

リーグ開催さえ危ぶまれる中でのセリエAデビューとなったが、吉田は「自分自身とベローナとの試合だけに集中していた。できるだけ早くサッカーを十分に楽しむことができることを願っています」とコメントしていた。