南野拓実が所属するリバプールが今年6月で契約の切れるクロアチア代表DFデヤン・ロブレンの代わりとして、アトレチコ・マドリードでプレーするウルグアイ代表DFホセ・マリア・ヒメネス(25)を獲得候補の1人に挙げているとスペイン紙アス電子版が21日に報じている。

リバプールは来シーズンに向けて、年齢が若く、ペナルティーエリア内で安定したプレーのできる選手を探しており、ヒメネスの他、インテルのイタリア人バストーニ、ライプチヒのフランス人ウペメカノも候補に挙げているという。

ヒメネスのAマドリードとの契約は2023年までとなっており、契約解除金は1億2000万ユーロ(約144億円)に設定されている。

身長185センチで攻守における空中戦の強さに定評があるヒメネスは、シメオネ監督にとって重要な選手の1人。第3キャプテンにも選ばれ、昨年夏に退団したゴディンの代わりとなり守備のリーダーとしての活躍が期待されていたが、今シーズンはけがに苦しみ続け、ここまで1部リーグわずか11試合にしか出場していない。

またヒメネスは今月11日にアウェーで行われた準々決勝進出を決めたリバプールとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦の延長戦で、11試合ぶりとなる戦列復帰を果たしたばかりだった。(高橋智行通信員)