スペイン1部レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオラモス(34)が22年まで契約延長するとスペイン紙アスが9日、報じた。
同紙によると、本格的な契約延長交渉はまだ始まっていないものの、昨季終了後に中国からのオファーがあった時、クラブとの間に21年6月30日で期限切れとなる契約期間を1年延長するという暗黙の協定があり、実際にクラブがこの後、1年延長のオファーを出す予定だという。
セルヒオラモスは複数年の契約延長を希望していたが、クラブには30歳を超えた選手に対し、1年ごとに契約延長するというルールが存在する。しかしそれは時に問題となり、例えばペペはこれを受け入れずにチームを去っている。
セルヒオラモスには以前、退団報道も出ていたが、2月25日に行われたチャンピオンズリーグのマンチェスターシティ戦後、「もしクラブが望むなら僕はここで続けるつもりだよ」とレアル・マドリードを離れるつもりがないことを明かしていた
これによりさらに2年間、チームにはチームリーダーが存在し続けることが確実となった。しかしその間、クラブには取り組まなければいけない仕事がある。それはセルヒオラモスなき後、どのように対処するかである。昨夏入団したブラジル代表DFミリトンの成長を待つか、それともライプチヒでプレーするジダン監督お気に入りのU-21フランス代表DFウパメカノを獲得するのか、近いうちに決断を下さなければならない。
セルヒオラモスは19歳の時だった05年、移籍金2700万ユーロ(約32億4000万円)でレアル・マドリードに入団し、すでに15年が経過した。その間、公式戦638試合に出場し91得点を記録し、36~37歳まではプレーを継続するのが確実である。
しかしセルヒオラモスには数年間、アメリカでプレーしたいという夢もある。その場合、友人のベッカムが共同オーナーを務めるインテル・マイアミが所属先の候補に挙がっているため、さらに長い期間、その勇姿を眺めることができるかもしれない。(高橋智行通信員)

