久保建英が所属するマジョルカのビセンテ・モレノ監督が11日、スペインのラジオ局オンダ・セロのインタビューに答え、2日後に迫ったスペイン1部リーグ再開初戦となるバルセロナ戦について語っていた。

モレノ監督は昨年12月に行われた前回の対戦でアルゼンチン代表FWメッシと言い争いをしたことについて問われ、「メッシと、もめ事を起こすつもりはない。前は良くなかった」と返答した。

バルセロナ戦については「どのような舞台でもバルセロナが有利だが、我々にはレアル・マドリード戦のように、試合に勝つという意欲がある。セティエン(監督)はメッシが試合に出場することをすでに言っていたと思うけどね」と話した。

無観客開催については「バルサのようなチームに対し、常に戦うためにプラスのものを与えてくれる観衆がいないのは大きなハンディだ」と後押ししてくれるサポーターがいないことを残念がった。実際、マジョルカはこれまでの勝ち点25のうち勝ち点20をホームで獲得している。

現在18位と降格圏内で苦しみ、残留を目指して戦うことについては「我々は彼らよりも多くのものを懸けてプレーする。バルサはすでにリーガで何度も優勝しているので、今季勝たなくても何の問題もない」と話した。(高橋智行通信員)