スペイン2部リーグで29日(日本時間30日)、「シンジ対決」が再び実現する。MF香川真司の2位サラゴサがホームスタジアムのラ・ロマレダに、同じ州のライバル、FW岡崎慎司が所属する4位ウエスカを迎える「アラゴンダービー」。スペイン各紙は香川のベンチスタート、岡崎の先発を予想している。

第35節終了時のサラゴサの順位は勝ち点61で2位、ウエスカは勝ち点55の4位で、1部リーグ自動昇格に向けた重要な一戦となる。

昨年末の12月22日にウエスカのホームで行われた前半戦では両選手ともに先発し、岡崎が先制点を決め、ウエスカが2-1で勝利している。

スペイン紙アスは、サラゴサのビクトル・フェルナンデス監督が2-1で勝利した前節エストレマドゥラ戦と同じスタメンで臨むとし、香川を2戦連続のベンチスタートと予想した。

一方、岡崎については4-3-3システムの中、センターフォワードで先発出場すると見ている。また同紙はこの試合のウエスカの注目選手に岡崎を挙げ、「ロックダウン後に再びゴールを決め、9得点でウエスカの最多得点選手になっている」と紹介している。

同様にスペイン紙マルカも香川をベンチスタート、岡崎を先発と予想。岡崎のポジションは4-3-3の左ウイングとしている。

香川の今季のリーグ戦成績は27試合(先発21試合)、1513分間出場、3得点1アシスト。

岡崎は30試合(先発21試合)、2014分間出場、9得点0アシスト。

(高橋智行通信員)