ドイツ2部リーグは28日、各地で最終節が行われ、MF遠藤航(27)のシュツットガルトはホームでダルムシュタットに1-3で敗れたが、勝ち点58で2位となって2季ぶりの1部復帰を果たした。

遠藤がシュツットガルトの2季ぶりとなる1部復帰に大きく貢献した。守備的MFとしてフル出場し、デュエル(球際の攻防)でも両チーム最多18勝をマーク。3失点を喫したとはいえ、要所で相手からボールを奪い取る守備力の高さと豊富な運動量が光った。

昨年8月ベルギーのシントトロイデンから期限付き移籍。当初は出場機会がなかったが、同11月下旬に定位置をつかむと、最終節まで出場停止1試合を挟んで20試合連続フル出場。今年4月には完全移籍が発表され、チームの主力になった。日本代表ボランチは自身のツイッターに「初めてのブンデス1部への挑戦、今から楽しみ」と来季に向けて意気込みを記した。