バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が、すでに開始されているクラブとの契約延長交渉を中止し、契約の切れる2021年に退団する意思があることをスペインのラジオ局カデナ・セルの番組「エル・ラルゲロ」が3日に報じた。

メッシが退団を希望する理由として、クラブ周囲で発生している情報漏えいなど、長年にわたってクラブを取り巻く汚染された環境に飽き飽きしているためと伝えている。

さらに、ピッチ上で背負っている責任以上のことを望んではおらず、すでにロッカールーム内で一部の人に自身の将来のプランを明かしているとのことだ。

メッシについては先月、2年延長の2023年6月までの契約延長交渉が開始したと報じられたばかりで、話し合いは順調に進んでいるとみられていたが、ここに来て状況は一変している。

(高橋智行通信員)