レアル・マドリードが日本代表MF久保建英(19)のビリャレアルへ期限付き移籍の手数料として、ビリャレアルから最大500万ユーロ(約6億2500万円)の収入を得ることができるとスペイン紙アスが18日に報じている。

同紙はビリャレアルが久保を獲得するため、レアル・マドリードと21年6月30日までの1年間の期限付き移籍の手数料250万ユーロ(約3億1250万円)と久保の年俸を支払うことで合意に達していたが、さらにその契約には一連の出来高ボーナスも含まれていることを伝えている。

その内容は、久保の出場数や、ビリャレアルがリーグ戦で好成績を収めて欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得すること、欧州リーグや国王杯でどこまで進出できるか次第になってくるというものであり、最大で250万ユーロ(約3億1250万円)をRマドリードに追加で支払う必要があるという。

これによりレアル・マドリードは、久保の期限付き移籍の手数料合計として、最低でも400万ユーロ(約5億円)をビリャレアルから得ることを想定していると、アス紙は伝えている。(高橋智行通信員)