フランス1部マルセイユに加入した日本代表DF長友佑都(33)が、逆境からはい上がる。

2日、クラブ施設で入団会見に出席。トルコ1部ガラタサライを退団し、左サイドバックの2番手と明言されての移籍だが「みんなよりたくさん走っている」と定位置を奪い取る決意をみなぎらせた。背番号は25。同僚となるDF酒井宏樹(30)らとともに、欧州チャンピオンズリーグ(CL)を戦うフランスの名門で、再び輝きを放つ。

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ビラスボアス監督が、長友の加入を喜んだ。左SBはアマビが1番手と明言した上で「彼が入って安定感を得られる。戦術面でも、フィジカル面でも、安心感を与えてくれる。2人は競っていくことになるだろう」。ロンゴリア・スポーツディレクターは「ユウトはとりわけプレッシャーのある、CLのような試合に慣れている」とし、大舞台での活躍を期待した。