守備的MFとしてバルセロナやリバプールなどで活躍し、アルゼンチン代表では主将も務めたハビエル・マスケラーノ(36)が15日(日本時間16日)、引退を表明した。

マスケラーノは中国の河北から今年1月に母国のエストゥディアンテスに加入。契約の残っている今季終了までプレーせず、引退する。英BBCによると「今日、プロとしてのサッカーから引退します。アルゼンチンでキャリアを終える機会を与えてくれた、このクラブに感謝したい」と話したという。

リバープレートでプロ生活をスタート。バルセロナで5度スペインリーグを制し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)も2度優勝を飾った。アルゼンチン代表としても14年W杯で準優勝。五輪は04年、08年と2度金メダルを獲得した。

バルセロナは公式ツイッターに同MFがたくさんの優勝カップとともに写っている写真を掲載。「サッカー界、特にバルサで残してくれたものに感謝します。あなたはいつまでも我々の一員です」と書き込んだ。