レアル・マドリードは11月30日、ベルギー代表FWエデン・アザール(29)が検査を受けた結果、右足大腿(だいたい)直筋負傷と診断されたと、クラブ公式サイトで発表した。

アザールは11月28日に行われたアラベス戦でフィジカル面に問題があり、前半28分にロドリゴとの交代を余儀なくされた。

クラブは復帰時期を明かさなかったが、スペイン紙アスは最低でも復帰までに3~4週間かかると伝えている。アザールにとってこれはRマドリード入団後の16カ月間で8回目のけがであり、全体のプレー時間のわずか31.8%しか出場していないとのことだ。

アザールはこのけがにより、シャフタール・ドネツク(ウクライナ)、ボルシアMG(ドイツ)との欧州チャンピオンズリーグ、セビリア、アトレチコ・マドリードとのリーグ戦の欠場が決定的。加えて年内の戦列復帰が難しい可能性があるという。(高橋智行通信員)