マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ(27)が新型コロナウイルスの恐ろしさを訴えた。ポグバは今年8月、新型コロナウイルスに感染。検査で陰性となった後も、後遺症に悩まされたという。

同MFは6日、MUTV(クラブ公式チャンネル)の中で「奇妙だった。トレーニング中もコーチに『変な感じなんだ』と言い続けた。自分じゃない感じですぐに疲れてしまうし、すぐに息が上がってしまう」と感染後の自身のコンディションについて説明した。

1-3で敗れた9月19日の今季初戦クリスタルパレス戦ではスタメン出場。だが後半途中交代となった。「今季初戦では全然走れなかった。走ろうとはしたんだけど。(試合前)監督に『スタメンで出ますので、様子を見てください』と言ったんだけど、結局苦しくなってしまった。それから普段の良いコンディションに戻るまで時間がかかったよ」と話した。

ポグバは6日のウエストハム戦で、11月1日アーセナル戦以来となる先発出場を果たし、豪快な同点ミドルシュートを決めて3-1の逆転勝利に貢献した。「感じが全然違うよ。自分のリズムを取り戻した。感覚がとても良いし、以前のようにボールを受けて、ゲームをコントロールすることができる感じがする。それこそチームに貢献できる部分だと思うんだ。自分はチームプレーヤーだから。チームが勝つことが1番大事なんだ」と笑顔を見せた。