レアル・マドリードからの期限付き移籍でビリャレアルに所属しているものの、出場時間を求めて移籍を望んでいると伝えらた日本代表MF久保建英について、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長がインタビューに答えた。スペイン紙マルカ電子版が7日に報じた。

トーレス会長はその際、期限付き移籍でのヘタフェ入団が間近と報じられている久保の状況について「我々はレアル・マドリードに(久保の期限付き移籍を)要請した。もし調整されればやって来るだろうし、調整されなければ我々は自分たちが抱えているものを手放すことになるだろうが問題はない。それは全て時間の問題だ」と説明し、獲得に向けて自信を伺わせた。

そして、「誰にも障害はない。それは役所の手続きみたいなものであり、三者の問題だ。冷静になる必要がある」とも話した。

さらに、久保が入団すると思うかという質問に対して「私は入団すると思っている。サッカー選手が望むのは試合に出場することだからね。彼はとても若い。我々は数日待つつもりだ」と率直に答えた。

久保のヘタフェへの期限付き移籍についてはスペイン各紙で、今月4日に入団発表される可能性が高いと報じられていたが、現時点ではまだ何の発表も行われていない。(高橋智行通信員)