スタメン出場したバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が、バルサでは初のレッドカードで退場となった。ESPN電子版によると、最長4試合の出場停止処分となる可能性があるという。

バルセロナはグリーズマンの2ゴールで、後半44分まで2-1とリード。だが同45分に同点ゴールを決められて延長戦に突入。すると延長前半3分に相手FWウイリアムズに勝ち越し点を許した。

いらだちを募らせたメッシは延長後半ロスタイム、パスを出して走ろうとした際、自分の走路に体を入れてきた相手FWビラリブレを右手でなぎ倒すように地面に倒し、レッドカードで一発退場。通常なら2試合の出場停止だが、今週開かれるスペイン協会競技委員会の会議によっては処分が4試合になる可能性もあるという。

メッシはバルサB時代に1度、アルゼンチン代表で2度レッドカードをもらったことがあるが、バルサのトップチームでは初めてだった。

クーマン監督はメッシに同情し「メッシの行動は理解できる。何度、彼がファウルを受けたか分からないが、ファウルをしてくる相手に対して反応するのは普通のことだ」と話した。