財政面で危機的状況にあるインテル・ミラノが、来季も正常なチーム運営を続けるために、緊急に2億ドル(約210億円)の投資を必要としていることが分かった。

フィナンシャルタイムズ電子版によると、新型コロナウイルスの影響と、選手たちへの高額報酬によってインテル・ミラノの財政面が急激に悪化。筆頭株主である中国の蘇寧ホールディングスが現在、複数の投資家と話し合いを行っているという。

英国の投資ファンドであるBCパートナーズとの交渉ではクラブの評価額で折り合いがついておらず、ソフトバンクグループが所有する米フォートレス・インベストメントグループなど、複数企業と並行で交渉を続けている。

これらの話し合いは、クラブの身売りから、一部株式を売却するような形のものまで多岐にわたっているという。