仏ベルサイユの検察当局は、レアル・マドリードのフランス人FWカリム・ベンゼマ(33)が、今年10月に法廷に立つと明かした。

同FWはフランス代表でチームメートだったMFバルブエナに対する恐喝事件の共犯の可能性が指摘されている。

バルブエナは15年、自身の性行為が映った映像をもとに犯人グループから恐喝を受けた。その際、ベンゼマがバルブエナに圧力をかけ、犯人グループに対して金銭を支払わせようとしたという。

ベンゼマは所属のRマドリードではコンスタントに出場を重ねているが、事件に関与したとみなされ、15年11月から代表での活動から外されている。

捜査当局は、恐喝団のメンバーがベンゼマの幼なじみで、バルブエナから金銭を奪う際に同FWが仲介役として関わったとみている。ベンゼマは金銭を支払うようバルブエナを説得したが、同MFは警察に通報したという。