欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝マンチェスターC-ドルトムントを裁いた副審が、試合終了後にドルトムントのノルウェー代表FWハーランドにサインを求めたことが波紋を呼んでいる。

フラッグを脇に抱えた副審が、ロッカー室へ向かう通路の途中でハーランドを呼び止め、持っていた2枚のイエローカードにサインを書いてもらう姿が、テレビの映像に映し出されていた。

この試合の前半35分すぎには、1点を追うドルトムントのベリンガムが相手GKエデルソンからボールを奪ってゴールに流し込んだシーンがあった。だがベリンガムが先にボールに触り、直後にエデルソンがベリンガムの足を蹴った形だったにもかかわらず、GKへのファウルがあったとして得点は認められなかった。

米ヤフー電子版は「大誤審の後にハーランドにサインをもらう審判の姿が撮影されていた」という記事を掲載し、この試合を裁いたルーマニアの審判団を皮肉った。