マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ(28)が、現在トットナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督との関係などについて、英スカイのインタビューで明かした。

モウリーニョ監督は16年夏から18年12月に解任されるまで、マンチェスターUを率いた。ポグバも指揮官と同じ16年夏に古巣マンUに復帰した。当初、モウリーニョ監督と良好な関係を築いているとみられていたが、徐々に関係が悪化。ポグバはインタビューの中で「モウリーニョとは一時はとてもうまくいっていた。でも次の日には…。自分自身、何が起きているのか分からなかった」と振り返った。

2人は16-17年シーズンにイングランド・リーグ杯、欧州リーグを制覇。続く17-18年にはプレミアリーグで2位に入った。だがそれ以降、チーム状態は下降。モウリーニョ監督はポグバから副将の肩書を剥奪し、18年9月には練習場で口論している姿が目撃された。

ポグバはモウリーニョ監督が人心掌握に問題を抱えており、現在マンチェスターUを指揮するスールシャール監督の指導法の方が自分の好みだと告白。「オーレ(スールシャール監督)は選手と対立したりしない。それがモウリーニョとの違いだ」「オーレだって選手を起用しないことはある。でも彼はその選手を端に追いやって、まるで存在しないかのように扱ったりはしない」などと2人を比較しながら説明した