ユベントスが来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内に入れない場合、ポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(36)が今季限りで退団する予定だと、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が27日に報じている。

同紙は伊紙トゥット・スポルトの情報をもとに、クリスティアノ・ロナウドは欧州CL出場権を獲得できなかった場合、来季ユベントスにとどまるつもりはなく、移籍先候補にパリ・サンジェルマンと古巣マンチェスター・ユナイテッドの2クラブが挙がっていることを伝えている。

ユベントスは25日にアウェー行われたセリエA第33節でフィオレンティナと1-1で引き分け、勝ち点66でナポリ、ACミランと並び4位。現在、激しい来季の欧州CL出場権獲得争いの最中にいる。

ユベントスは今季、欧州CLでは決勝トーナメント1回戦でポルトに敗れ、セリエAでは残り5節で首位インテル・ミラノに勝ち点13差をつけられ、10連覇の夢は絶望的となっている。唯一獲得できる可能性のあるタイトルは、アタランタとの決勝を控えるイタリア杯のみである。

(高橋智行通信員)