マンチェスター・シティーが今夏、レアル・マドリードのセルヒオラモス(35)にオファーを出す予定だと、スペイン紙アス電子版が31日に報じている。

現時点でセルヒオラモスのRマドリードの契約が今年6月30日までと、ちょうど残り1カ月となる中、同紙は契約延長で合意に達しなかった場合に限り、マンチェスター・シティーが2年契約のオファーを提示する予定だと伝えている。

このオファーには、同じグループの米MLSニューヨーク・シティーで1年間プレーするオプションが含まれる可能性があるとのこと。同時に、セルヒオラモスのフィジカルコンディションが十分であると判断された場合、3年目以降もプレミアリーグでプレーする可能性もあるとのことだ。

契約延長交渉の状況を見てみると、セルヒオラモスが2023年6月30日までの2年延長を希望しているのに対し、Rマドリードはクラブの方針に従い1年のみのオファーしか出していないため、合意に達していないと同紙は伝えている。

一方、新型コロナウイルスの影響を財政面に受けているため、Rマドリードが全選手に対して給与の10%カットを申し出ていることについて、セルヒオラモスは受け入れており、契約延長期間のみの問題となっているとのことだ。(高橋智行通信員)