イタリア紙トゥットスポルトが22日、バルセロナのスペイン代表MFペドリ(18)が2021年のゴールデンボーイ賞を受賞したことを発表した。

同賞はヨーロッパで最も活躍した21歳以下の選手に贈られる最優秀賞で、ペドリは318ポイントを獲得し、119ポイントで2位となったドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムに圧倒的な差をつけての受賞となった。バルセロナの選手としては2005年のリオネル・メッシ(現パリ・サンジェルマン)以来2人目である。

同賞は今回が19回目。最近ではフランス代表FWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(アトレチコ・マドリード)、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(ドルトムント)などが受賞していた。

ペドリはバルセロナに入団した昨季、欧州選手権や東京オリンピックを含み、クラブと代表で合計73試合(バルセロナで52試合)に出場し、ヨーロッパで最も試合出場の多い選手になっていた。現在、左足大腿四頭筋を負傷しているため、今季は公式戦4試合の出場にとどまっている。(高橋智行通信員)