この試合まで指揮を執ったマンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリック暫定監督(40)がクラブを退団することになった。

キャリック暫定監督は、スールシャール前監督の解任にともない、コーチから昇格していた。

シャルケやライプチヒを率いてきたラルフ・ラングニック氏(63)が今季終了までの新たな暫定監督に就任することが決まり、コーチとしてクラブに残る見通しだったが、退団する道を選んだ。

キャリック暫定監督は「この素晴らしいクラブで過ごした時間は、自分のキャリアの中でベストな時間であり続けるだろう。15年前、(選手として)最初に契約を結んだ時、これほど多くの優勝を勝ち取るとは夢にも思わなかった。選手としても指導者としても、このクラブでの思い出は一生忘れないだろう」とコメント。

その上で「しかし熟考を重ね、今がクラブを離れる正しい時だと判断した。すべての選手に感謝したいし、素晴らしいスタッフたちと長い時間、一緒に仕事ができて本当にうれしかった。長く続く友情を育むことができた」と退団の理由を説明した。