0-0で引き分けたセルタ戦に出場したマジョルカMF久保建英(20)について、スペイン紙の評価は低かった。

セルタ戦は強風の影響を大きく受け、両チームともにボールコントロールがままならず、プレーの精度を欠いた。右膝のけがから復帰後、リーグ戦3戦連続ベンチスタートとなった久保は、後半24分から途中出場。ほとんどボールに触ることなく試合終了となった。

スペイン紙マルカの評価は1点(最高3点)。特に終盤、ファインセーブを連発したGKマノーロ・レイナがチームトップの3点。続いて李康仁が2点。出場時間が短く評価のつかなかったセドラルとフェル・ニーニョ以外の10人は久保と同じ1点だった。

久保の今季ここまでのリーグ戦成績は9試合(先発5試合)、473分間出場で1得点0アシスト。マジョルカのリーグ戦成績は17試合4勝8分け5敗の勝ち点20で暫定12位となっている。

マジョルカは16日にアウェーで行われるスペイン国王杯2回戦で4部ジャネアと対戦。19日のアウェー・グラナダ戦が年内最終戦となる。年明けは1月2日のホーム・バルセロナ戦で新年をスタートする。(高橋智行通信員)