アーセナルで228試合に出場して46ゴールを挙げ、現在はサッカー解説者を務めるケビン・キャンベル氏(51)が日本代表DF冨安健洋(23)を絶賛した。

英デーリーメール電子版によると、キャンベル氏は特に冨安のタフさを称賛。同DFがアーセナル加入後、まだリーグ戦で1試合しか欠場していないことを評価し「彼のタフネスさとたゆみないプレースタイルはリー・ディクソンをほうふつとさせるし、ローレンにも少し似ている。ローレンはプレーができる上にタフだった」などと話したという。

ディクソンとローレンは、ベンゲル監督が率いていた黄金時代のアーセナルでプレーした選手たち。ともに冨安と同じ右サイドバックを主戦場として活躍した。キャンベル氏は「冨安は(2人と)少し違った特徴も持っている。彼は空中戦では圧倒的だ」「(アーセナルは)過去に守備陣に多くの問題を抱えてきたが、そういった問題も解消されたように見える。かなり多くの人々のお気に入り選手になっているよ」とも話している。

アーセナルは6日にリバプールとイングランド・リーグ杯準決勝第1戦を戦う予定だったが、相手チームで新型コロナウイルスがまん延したことで13日に延期となった。現在は9日のFA杯3回戦ノッティンガム・フォレスト戦へ向けた準備を行っている。