ユベントスは10日、イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(24)が9日のローマ戦で左膝前十字靱帯(じんたい)を損傷し、数日以内に手術を行う必要があると発表した。

キエーザはローマ戦の前半24分、相手DFスモーリングに横からスライディングされる形となって転倒。そのまま左膝を抱え、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。その後、メディカルスタッフに付き添われて立ち上がり、足を引きずりながらピッチ外に出た。いったんはプレーを続行しようとピッチに戻ったが同32分に交代となった。10日の検査で左膝前十字靱帯損傷と診断されたという。

これでキエーザはユベントスでの今季残り試合の出場は絶望的。イタリア代表としても3月に行われる22年ワールドカップ(W杯)カタール大会欧州予選プレーオフに出ることはできなくなった。

キエーザのインスタグラムには多くの激励メッセージが寄せられ、キエーザ本人も「みんなの応援メッセージに心から感謝したい。また近いうちにピッチで会いましょう」と感謝のコメントを記していた。