スコットランド1部セルティックに移籍した日本人選手3人が新天地デビューし、中盤でプレーした旗手怜央(24)がマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれた。

旗手は攻撃の組み立て、運動量、守備面とオールラウンドに能力を発揮。だがベンチでチームメートのフォレストから「MOMになったよ」と伝えられると一瞬「えっ?」と理解できなかった様子。「(MOMは)ユーだよ」と再度言われると、驚きと笑顔が入り交じった表情になった。

地元のデイーリーレコード電子版によると、中盤で活躍した旗手について現地メディアの中ではクラブのレジェンド中村俊輔と比較する声も上がったもようだが、ポステコグルー監督は「ノー、彼はレオ・ハタテだ」とつれなかったという。

同監督は「ハタテは彼自身の名を残そうとしている。才能があり、決意に満ちあふれている若者だ。前にも言ったように彼ら(日本人選手)はみんな違いがあるし、彼(旗手)はサッカー界の最高峰をみすえている。このクラブに迎え入れることができてうれしい。旗手の最高のものを引き出して、彼が到達しうるレベルに引き上げたい」と話し、「中村俊輔2世」としてではなく、旗手にしかない特長について注目してほしいと訴えた。