昨夏マンチェスターUに復帰したポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(37)について、欧州の他クラブに移籍する可能性があると15日付英サン紙電子版が報じた。

パリ・サンジェルマンとバイエルン・ミュンヘンのほか、レアル・マドリード時代の恩師ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるローマからも興味をもたれているという。

マンチェスターUは、FA杯は2部ミドルズブラに敗れて敗退。リーグ戦では来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権のある4位を争っている。ロナウドは、クラブが欧州CLの出場権を獲得できた場合のみ残留を考えているという。

関係者は「ロナウドは去就に関して迷っている。ユナイテッドでトロフィーを獲得すること以外は考えていない。だが現在のところ、それは難しそうだ。スター選手としてキャリア終盤の数年を順位表の真ん中で過ごしたくないと思っている」とコメントした。

いくつかのビッグクラブが彼の去就に注目しており、探りを入れているクラブもあるという。フランス代表FWエムバペがパリSGからRマドリードに移籍した場合、ロナウドのパリSG移籍が濃厚となる。スペインリーグでライバル関係にあった元バルセロナのメッシも在籍しており、長年ファンが夢見てきた共演が見られる可能性もある。(A・アウグスティニャク通信員)