マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードで活躍した元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏(46)と、歌手や女優としても活躍するビクトリア・ベッカム夫人(47)がウクライナの子供たちのために寄付を行った。

夫妻は、ベッカム氏自身が「グッドウィル(善意)大使」を務めるユニセフに設置した「7:ザ・デービッド・ベッカム・ユニセフ基金」を通じて100万ポンド(約1億5900万円)を寄付。さらにロシアの攻撃により悲惨な生活を余儀なくされているウクライナの子供たちのために、ファンにも募金を呼び掛けた。

ベッカム氏は05年にユニセフの大使に就任。以来、ユニセフのために年間数百万ポンドの寄付を集めてきたという。

ベッカム氏は自身のインスタグラムに投稿した映像で「(ウクライナでは)母親たちが子供とともに避難を強いられ、家族は引き裂かれています。子供たちはベッドを失い、一晩で難民になりました。私の家族は無事ですが、そのような絶望的な場面を目の当たりにし、どうしようもない無力感にさいなまれています」

「ビクトリアと私は家族を代表して寄付を行いました。ウクライナの子供たちを助けるため、みなさんもユニセフに協力していただけるととてもうれしいです。今できる範囲で構いませんので」などと呼び掛けた。