0-0で引き分けた13日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝アトレチコ・マドリード-マンチェスター・シティー第2戦での両軍の小競り合いについて、欧州サッカー連盟(UEFA)が正式に調査に乗り出すことになった。

試合の終盤に両チームがヒートアップし、終了後にはスタジアムの通路で乱闘寸前の騒ぎにまで発展。警察もかけつける事態となった。

ファンが撮影した通路での映像によって、いくつか新事実も発覚。AマドリードのDFブルサリコがマンチェスターCの選手たちに物を投げ付け、マンCのスタッフに向かってつばを吐いていたことや、マンCのDFウォーカーが相手の理学療法士を小突いていたことも分かった。その映像も調査の材料として使われるという。

UEFAは、後半ロスタイムにAマドリードのフェリペがマンCフォーデンに危険なタックルを行い、2度目の警告で退場となったプレー直後の両軍選手の言動もチェックする。映像ではAマドリードのサビッチがマンCグリーリッシュの髪の毛をつかんでいることが確認できる。