23日にフランス1部優勝を決めたばかりのパリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督(50)が解任される見通しだと、地元メディアが報じた。

国内リーグは制したものの、悲願の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇には今季も届かず。カタールのタミム首長や、クラブを運営するカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)の幹部たちが同監督に満足していないという。

仏ル・パリジャン紙によると、すでに解任に向けた手続きがとられており、クラブと監督サイドが違約金の額で合意すれば解任が発表されるもようだ。

ポチェッティーノ監督とコーチ陣はあと1シーズン契約を残しており、同監督への違約金は21億6000万円程度で話し合いが行われている。

ポチェッティーノ監督の後任としては、元フランス代表MFのジネディーヌ・ジダン氏や、現在トットナムを率いるアントニオ・コンテ監督の名前が挙がっている。

ポチェッティーノ監督の今後については、トットナムの指揮官に復帰する可能性も報じられている。