リバプール(イングランド)が点差以上の圧勝でビリャレアル(スペイン)に先勝した。

ほとんど試合開始から終了の笛が鳴るまで攻め続けた。ボール保持率で67%と上回り、シュート数にいたっては20本(枠内5本)-1本(枠内0本)と圧倒。相手にはただの1本も枠内シュートを打たせなかった。

リバプールは前半はチアゴのミドルシュートがポストをたたくなど、惜しいシーンが何度もありながら無得点。だが後半8分にヘンダーソンの右クロスが相手DFエストゥピニャンに当たってゴールイン(記録は同DFのオウンゴール)。その2分後にはサラーのスルーパスをマネが右足で押し込んで2点目を挙げた。

試合はそのまま2-0で終了。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにはチアゴが選ばれた。

クロップ監督は試合後、第2戦へ向けて「今のところすべてがうまくいっている。我々はビリャレアルへ赴き、決勝進出を目指す。第2戦も第1戦同様、徹底的に用心し、100%正しい心構えでプレーしなければならない」と気を引き締めた。

リバプール南野拓実は公式戦6試合ぶりにベンチ入りしたが出番はなかった。