来季の去就に大きな注目が集まるフランス代表FWキリアン・エムバペ(23)に関して、母親のファイザ・ラマリーさんがパリ・サンジェルマンとの契約延長にサインしていないことを断言した。

フランス紙ル・パリジャンが5日、エムバペがすでにパリ・サンジェルマンとの契約延長で合意したと報じた。1年延長オプション付きの2年契約で、年俸手取り5000万ユーロ(約67億5000万円)+契約延長ボーナス1億ユーロ(約1135億円)となっている。

この報道を受け、ラマリーさんは同日、スペイン紙マルカの独占取材に応じ、「キリアンがパリ・サンジェルマンと契約延長したというのは全くのうそです」と完全否定した。そして来季の去就について、「レアル・マドリードが第1候補であることに変わりありません」と認めていたと同紙は伝えている。(高橋智行通信員)