バルセロナがバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(33)の移籍金として、最大で6000万ユーロ(約81億円)を準備しているとスペイン紙アスが20日に報じている。

バルセロナは来季に向けて攻撃陣の強化を目指し、これまでさまざまな選手を候補に挙げてきたが、現在、レバンドフスキにターゲットを絞っている。同紙によると、すでに今夏のバイエルン・ミュンヘン退団の意向を明かしている選手本人とすでに、契約期間3年、年俸手取り900万ユーロ(約12億1500万円)で完全合意しているという。

残るはバイエルン・ミュンヘンとの合意のみとなっているが、レバンドフスキの契約が来年6月30日までの1年間しか残っていないこと、今年8月で34歳になることを考慮し、バルセロナは移籍金として最大6000万ユーロ(約81億円)までしか支払うつもりがないと同紙は伝えている。

そんな中、レバンドフスキの代理人を務めるピニ・ザハヴィ氏が18日にバルセロナの街を訪れ、バルセロナのオフィシャルショップで自身のクライアントの名前入りユニホームを10枚購入した他、来季以降、レバンドフスキの住居になると推測される物件探しをしていたことが報じられていたため、バルセロナ加入が時間の問題になっている可能性がある。(高橋智行通信員)