マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ(29)の代理人は、フリーエージェントとしての移籍に向け、今週ユベントスと話し合いを行った。21日付英スカイスポーツ電子版が報じた。

レアル・マドリードとパリ・サンジェルマンとも話し合いをしていると言われているが、ポグバは最終的な決断をまだ下していない。同選手は先月、代表戦の際にふくらはぎを負傷。22日にアウェーで行われるクリスタルパレスとのプレミアリーグ今季最終節には出場できない見込みだ。

ポグバは昨夏を最後に、マンチェスターUから契約更新に関するオファーをもらっておらず、今夏に契約満了で退団することが濃厚。同選手の最終的な決断はサッカーを理由にしたものであり、プレミアリーグの他のクラブに移籍する可能性も否定しなかったと、スカイスポーツは先に伝えていた。

ポグバが欧州のクラブに移籍する場合、昨夏にマンUがオファーした以上の契約を提示できるクラブはないもよう。タイムズ紙の報道によると、マンチェスター・シティーと個人合意まで結んでいたが、ライバルチームの移籍となり古巣のファンから強い反感を買うことが予想されるため、そのオファーを最終的に却下したという。(A・アウグスティニャク通信員)