名門復活だ。首位ACミランがFWジルーのドッピエッタ(2得点)の活躍などで、3-0とサッスオロに快勝。11季ぶり19度目のスクデット(優勝)を獲得した。

この日は勝ち点2差で追っていた2位インテル・ミラノも3-0でサンプドリアに勝利したが、ACミランが自力で優勝を決めた。

試合後の表彰式では今季22試合で8ゴールを挙げたスウェーデン代表FWイブラヒモビッチが葉巻をくわえ、シャンパンを抱えて登場。スタンドから大歓声が沸き起こった。

1999年にボローニャの下部組織で指導者生活をスタートさせたピオリ監督は、これまでパルマ、ボローニャ、ラツィオ、インテル・ミラノ、フィオレンティナなどを歴任してきたが、今回が初タイトルとなった。