名門復活だ。首位ACミランがFWジルーのドッピエッタ(2得点)の活躍などで、3-0とサッスオロに快勝。11季ぶり19度目のスクデット(優勝)を獲得した。

この日は勝ち点2差で追っていた2位インテル・ミラノも3-0でサンプドリアに勝利したが、ACミランが自力で優勝を決めた。

試合後の表彰式では今季22試合で8ゴールを挙げたスウェーデン代表FWイブラヒモビッチが葉巻をくわえ、シャンパンを抱えて登場。スタンドから大歓声が沸き起こった。

イブラヒモビッチは「スクデットは(4月に急逝した代理人の)ライオラにささげる。彼が『ミランを救えるのはお前しかいない』と言ってくれたからミラン復帰を決めたんだ。トロフィーは彼にささげるよ」などと話した。

また自身の去就については「コンディションが良ければプレーを続ける。すぐに結論は出ると思う」と説明した。