レアル・マドリードが今季欧州チャンピオンズリーグ(CL)に優勝したことで、180億円を超える賞金を獲得したと、スペイン・アス紙が29日に報じた。

Rマドリードは28日にパリ近郊サンドニで開催されたリバプールとの欧州CL決勝に1-0で勝利。史上最多通算14度目、ここ9シーズンで5度目の欧州制覇を成し遂げた。これにより今大会の賞金総額が1億3665万ユーロ(約184億円)に達した。

内訳は

▽ここ10年間の欧州サッカー連盟(UEFA)係数ランキング1位による分配金=3640万ユーロ(約49億1000万円)

▽欧州CL1次リーグ参加=1564万ユーロ(約21億1000万円)

▽1次リーグ5勝=1507万ユーロ(約20億3000万円)

▽決勝トーナメント進出=960万ユーロ(約13億円)

▽準々決勝進出=1060万ユーロ(約14億3000万円)

▽準決勝進出=1250万ユーロ(約16億9000万円)

▽決勝進出=1550万ユーロ(約20億9000万円)

▽優勝賞金=450万ユーロ(約6億8000万円)

となっている。

さらにマーケットプール(各国テレビマーケットの価値に基づき各国サッカー協会に放映権料が分配されるシステム)として約1684万ユーロ(約22億7000万円)の収益が見込まれている。

またRマドリードは今回の欧州CL制覇により、8月10日にヘルシンキで開催される欧州スーパー杯の出場権を得た。欧州リーグで優勝した長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)と対戦する。同大会参加の賞金は350万ユーロ(約4億7300万円)で、優勝した場合はさらに100万ユーロ(約1億3500万円)がプラスされる。(高橋智行通信員)