マンチェスター・ユナイテッドの最高責任者であるリチャード・アーノルド氏が、地元のパブでサポーターと非公式に意見交換した動画がSNSに投稿され、物議を醸している。英各メディアが報じている。

アーノルド氏は、この1年を「悪夢だった」とし「この数年で、どのクラブより多い10億ポンド(約1653億円)を選手獲得に費やして吹き飛ばした」と表現している。莫大(ばくだい)な資金を投入したにもかかわらず、リーグ優勝から9年間遠ざかり、昨季は6位で終わっている。

同時に、アーノルド氏は、この夏にテン・ハグ新監督が来季への戦力補強に使うお金はあると明言。バルセロナからオランダ人MFデ・ヨング(25)を獲得する交渉は続いているようだ。

マンチェスター・ユナイテッドは「(アーノルド氏は)彼らの意見に耳を傾け、ピッチで成功を収め、スタジアムを改善し、ファンとのエンゲージメントを強化するためにクラブが何をしているのかを説明した」とコメントしている。