移籍を志願していると報じられているマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(37)について、バイエルン・ミュンヘンのオリバー・カーンCEO(53)が獲得を否定した。

ロナウドは今季欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場するクラブへの移籍を求めているとみられ、Bミュンヘンはチェルシーやナポリとともにメディアで候補として名前が挙がっていた。

カーンCEOはキッカー誌の取材に対し「クリスティアノ・ロナウドを史上最高の選手の1人と評価しているが、彼の獲得は我々の哲学とは相いれない」と話したという。

一方、ESPN電子版によると、マンチェスターUの首脳陣は表向きにはロナウドは放出しないという姿勢を見せているものの、態度は軟化しているもよう。プレミアリーグのクラブへ移るよりは、海外のクラブへ移籍してほしいと考えているという。

ロナウドは4日にマンチェスターUのチーム練習に合流する予定だった。だが家族に関する事柄を理由に、引き続き休暇を与えられている。