レアル・ソシエダードへの完全移籍が秒読み段階に入った日本代表MF久保建英(21)が早ければ23日にデビューする可能性があると、スペイン・マルカ紙が18日に報じた。

Rソシエダードのオフィシャルサイトは、久保が18日夜に本拠地サン・セバスティアンに到着し、19日のメディカルチェック後に契約を結ぶ予定だと説明。マルカ紙も、指揮官が久保のコンディションに問題がないと判断すれば、23日のボルシアMGとのプレシーズン戦で新天地デビューする可能性があると伝えた。

ボルシアMGには日本代表DF板倉滉が所属している。

現時点でRソシエダードは久保の具体的な契約内容を明らかにしていない。だがマルカ紙によると27年までの5年契約になるという。

Rソシエダードは7日にプレシーズンの練習を開始。16日にトゥールーズと試合を行い、0-1で敗れた。今後は23日にボルシアMG、27日にオサスナ、30日にボーンマスと戦い、来月5日にはエイバル、ビルバオと1日2試合を行う。そして14日にアウェーで今季スペインリーグ初戦・カディス戦を迎える。(高橋智行通信員)