バルセロナが獲得を狙っていたチェルシーのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタ(32)がチームに残留することになった。

チェルシーは4日、アスピリクエタが新たに24年までの2年契約を結んだと発表した。

12年8月にマルセイユからチェルシーに加入したアスピリクエタは、2度のプレミアリーグ制覇、20-21年シーズン欧州チャンピオンズリーグ(CL)、21年クラブW杯優勝など数々のタイトル獲得に貢献。主将としてチームに欠かせない存在だ。

ロシア人のアブラモビッチ氏からクラブを買収した新オーナーのトッド・ボーリー氏は「セサルが少なくともあと2年はチェルシーにとどまってくれることになり、とてもうれしい。我々のキャプテンが、模範的な献身性、リーダーシップを再び見せてくれたことに感動した。まだまだ多くのことを一緒に成し遂げられるだろう」とコメント。

アスピリクエタ本人も「わが家であるチェルシーとの契約を更新できてとてもうれしい。初めてここに来てからほぼ10年になるが、本当に愛を感じるし、新たなチームプランにもワクワクしている」などと話した。