今季レアル・ソシエダードに完全移籍した日本代表MF久保建英(21)がリーグ開幕前最後となるビルバオとの一戦に右ウイングで先発し、後半30分までプレーした。

同日にエイバルとも試合をしており、ビルバオ戦に主力組を投入。その中で久保は4-3-3の右ウイングでスタメンを勝ち取った。

チームは前半22分にセットプレーから失点。高い強度で球際に激しい相手の持ち味をかわしきれずに苦しんだ。久保も25分にはDFに厳しいチャージを受ける。それでも果敢に得意のドリブルで仕掛けたが、決定機を作り出すことはできなかった。

全体として疲労も見えた中、久保も後半30分で途中交代。チームはそのまま0-1で敗戦した。

この日は大きなアピールはならなかったものの、リーグでも上位に食い込むクラブで主力組に入って力は示している。「序盤で2点、3点と取りたい」と強く意気込む21歳が、新天地で着々と存在感を増している。