日本代表MF久保建英(21)が所属するRソシエダードは欧州リーグ開幕戦でアウェーでマンチェスターUに1-0で勝利した。久保は先発で後半32分までプレーし、決勝点に絡んだ。

先にチャンスを作ったのはマンチェスターU。前半25分、MFエリクセンから最前線のFWクリスティアーノ・ロナウドへスルーパス。しかしロナウドのトラップが乱れてシュートまで持ち込めなかった。

35分には右クロスをロナウドが頭で合わせ、GKが手に当てるもそのままネットを揺らす。しかしこれはオフサイドと判定され、ゴールは認められなかった。

0-0で後半を迎え、マンチェスターUはベンチスタートとなっていたMFブルーノ・フェルナンデスを投入。開始1分にいきなり右サイドからクロスを供給してチャンスを作るも、ロナウドが頭でとらえきれなかった。

先制点はRソシエダードに生まれる。右CKを短いパスで受けた久保が縦に仕掛け、後方でフリーだったMFダビド・シルバへパス。シルバのシュートがペナルティーエリア内でハンドを誘い、得たPKをMfブルーノ・メンデスが決めた。

追う展開のマンチェスターUは後半40分にはロナウドがペナルティーエリア内で倒されるも、反則はなし。ロナウドはピッチを手でたたいて不満をあらわにした。

44分にはペナルティーエリア手前でロナウドが倒されFKのチャンス。ロナウドが無回転シュートで狙うも、壁に当たって得点はならなかった。

終盤のマンチェスターUの猛攻を耐えきったRソシエダードが逃げ切り、敵地で白星スタートを切った。